2018年09月09日

おや?と思ったら

昨日、胆嚢肝臓外来でこられた方。
ここ半年くらい食欲がなかったり、また回復したり、だったとのこと。
昨日ちょっと食べ過ぎたから、今日は自分で調整して食欲がないのかな?と思っていらした。

半月ほど前、ちょっと調子が悪くなってかかりつけの病院に。
そこで血液検査してもらったけど、特に異常なし。
この時のデータは私も見せてもらったが、ちょっと「おや?」と言うところはあったが、肝臓には特に怪しそうなところはなかった。

ここで惜しかったのは、血液検査だけで終わってしまったところ。
あと、「おや?」というちょっとの異常をそれ以上詳しく調べてなかった。
それから1週間してその子は急性黄疸が出てしまった。
血液検査では信じられないくらいの悪い値に。

肝臓は「沈黙の臓器」と言われるが、くっついてる胆嚢も同じ。
血液検査だけでなく、必ず超音波検査とレントゲン検査を行うべきだと思う。

忙しい病院の先生は次から次へと患者さんを診ていかなくてはいけないから、しっかり詳しく一人の患者さんに時間をかけられないのかもしれない。
だけど、それで病気を見逃してしまっては、そのタイミングを逃してしまっては何にもならないのではないか?

その場をごまかすような、流すような診察ではなく、おかしいと思ったらたとえ次の患者さんを待たせてでもその患者さんをしっかりチェックするようにしたい。
患者さんにはそこを理解していただきたいし、たとえ予約だからといって歯医者さんみたいに時間通りにいかないのが動物病院だということもご理解いただきたい。

1分診療、3分診療でどんどん診ていく先生より、必要なら30分、1時間遅れる先生の方が、本当は腕がいいんだと思う。
だけど、待たされる方は頭来ちゃうのもわかるけど。
みんな、忙しからね。
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2018年09月07日

超音波!

昨日横浜の学会で聞いた話。
聴診と超音波、どちらが診断に有効か比較したという。
アメリカの(人間の)医師における研究で、内科の専門医がおこなう聴診と、2週間みっちり超音波の指導を受けた学生を比較したところ、なんと学生の方が診断精度が高かった。

ここで言いたいのは聴診がダメだよ、ということではなく、それだけ超音波検査というのは診断能力が高いんだよ、ということ。
聴診技術はもちろん磨かなくてはいけないし、できる事に意味はあるけれど、それだけではダメで、超音波診断もしっかりマスターすべきである。

超音波診断についてはもう一つ、機器がなるべく新しい物を用いる事。
昨日の先生も言っていたけど、最近のこういった画像診断機器の進歩はめざましい。
りんごの樹のエコーもつい先日最新鋭のものに入れ替えたけど、そりゃすごい!
今までの機器と比べれば月とスッポン。
前の機械も決して悪い機械ではなく、当時としては最先端で結構お金もかかったけど、新しいのとは比較にならない。

新しい機械も高級乗用車が楽に1、2台買えるくらい高かったけど、こればかりは仕方ない。
いくら知識があって、技術が最高でも、それを表現できる機器がなければ何にもならない。
何にもならないどころか、誤診に結びつく。

私たちが特に気をつけなければならないことは、ちゃんと診断すること。
そのためには自分の身銭を削ってでもとにかく最新の機械を導入すること。
自分の能力が人一倍優れているわけではないのは自分が一番わかっているのだから、機械だけでも最新鋭のものを使うこと。
機械が優れているだけで救える命はたくさんある。

外車やスポーツカーに乗るのは最新鋭の機械が揃ってきちんと診断できるようになってからでいい。
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2018年08月20日

34年ぶり!

昨日は34年ぶりの再会を楽しんだ。
高校2年生の時のクラス会があったのだ。
久しぶりにあう顔ぶれは17歳の頃とはあまりにかけ離れ、白くなったり薄くなったりシワシワで、名前を聞かなければ誰だか全くわからなかったが話をしていくうちに「ああ、こいつはこういう奴だったなあ!」と記憶が蘇ってきた。
ああ、面白かった!

聞けばNがくも膜下出血で7年前に倒れ、生死をさまよってなんとか助かった、らしい。
毎年年賀状のやり取りをしているが、そんなこと全く知らなかった。
今は後遺症もなく元気にすごしているようだが「人間いつ死ぬかわからないからみんなに会いたい」と熱望し、今回の会が催されたとのことだった。

Nとは高校の時も、そして卒業して大学に進学した後もお互いに東京の大学だったので何度もよく遊んだ。
そしてよく飲んだ。
年賀状では「また飲もう!」と毎回書いていたが、何十年も会っていなかったので久しぶりに会えてとても嬉しかった。
他の面々とも懐かしい話に花が咲き、深夜まで深酒をしてしまったが本当に楽しかった。

明日が当たり前にやってくるとは限らない。
人は(もちろん人以外も全ての生き物は)100%確実に死ぬ。
遅いとか早いとかの違いはあるけれど、今生きてる人はみんな死ぬわけだ。

ああ、(Nも自分も)こういうことを考える年齢にやっとなったんだなあ、としみじみ思う反面、
だからこそ「今」を精一杯生きたいように生きる、という新たなワクワクを感じた1日だった。
明日も楽しみだなー!
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2018年08月16日

面白い!

半年ぶりになってしましました、すみません。

この半年間も実に様々なことがありました。
最近とあることに興味が湧いて、勉強しています。
その勉強で、「脳に悪い7つの習慣」という本を読んできなさい、という宿題が出ました。

この本は脳神経外科医の林成之さんが書かれたものですが、非常に面白かったです。
すっごくためになって、何度も読み返しています。
気になるところにラインを引いて、さらに気になるところに付箋を貼っています。

いろんなことに興味を持って、いろんな勉強をしていますが、今まで点と点だったところが繋がって、ピピピピッと線がつながる感じ。
ああ、そういうことか、と思えることがたくさん出てくるから面白いんですね。
心理学とかも興味があって学んでいるので、脳科学からの目線で説明できるところが面白い。

人生生きる上で、面白いかどうかが判断基準、と感じています。
皆さんも興味が湧いたら是非読んでみてくださいね。

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2018年02月20日

楽しい仕事

自分がおもしろいとか、興味があることをやってお金を頂く、そういう仕事をしよう。
内科に興味のある人、外科に興味のある人、画像診断に興味のある人、臨床病理に興味のある人、、、
お金のため、生活のために仕事をするのではなくて、仕事(興味のあること)をして、その達人になって、お金をもらえるように仕事をしよう。
自分の好きな事だけやっていればいい人生を作ろう。
そういう風に働こう。

好きな事だから、どんどん調べる。
好きな事だから寝ずに勉強できる。
好きな事だから飯も食わずに没頭できる。

寝てても、風呂に入っていても、テレビを見てても、電車に乗ってても、いつも好きな事について考えている。
どうやったら上手くいくだろうか?
どう考えたらシンプルだろうか?
どこを変えればもっと早くできるだろうか?

そんなことばかりやってるから、どんどん余計に好きになってくる。
良いアイデアが浮かんだら、いてもたってもいられなくなってくる。
早くメモして、忘れないようにしなきゃ。
どんどん溢れてくるから、忘れないようにしないとせっかくのアイデアがまたどこかにいってしまう。

学会やらセミナーに行って話を聞いていると「おお!なるほど、そういうことか!」と、
目から鱗の話を聞くことがたびたびある。
だからヤメられない、止まらない、状態である。

やな事はしなくていい。
好きな事、面白い事、興味のある事、ワクワクする事だけやろう。
そして、それを究極に突き詰めよう。
突き詰めていたら、世界中で一番になれる!
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2018年02月02日

専門。

昨日は麻酔科の専門の先生に来てもらって手術を行った。
手術内容はここでは詳しく書けないが、術中に血圧の変動が頻繁に起こる結構難しいもの。
いつもなら血圧の管理が気になって手術に集中出来ないが、さすがに完全に任せられる人がいると手術も上手くいく。

彼は出張で日本全国津々浦々に麻酔をかけに行くいわば麻酔科のブラックジャック。
そんな先生いるとは知らなかったが、先日友人の手術を手伝いに行った時に知り合った。
そこで早速うちにも来てもらえることになった。

結構忙しい人で、なんとかねじ込んでもらったが、これからも月一で来てもらえることになった。
勤務医の先生たちも専門の先生の話が聞けるというので、いつもにも増して真剣に質問していた。
私がしっかり教えてあげられていなかったぶん、彼らもとても喜んでいるようである。

帰り際にその先生から、うちの勤務医の先生たちについて、
結構皆さん勉強されてますね。
こう言ってはなんですが、いろいろな病院を見ていますがしっかりされている方だと思います。
と、お褒めの言葉を頂いた。
最近の若い先生達は本当に優秀な人たちが多く、私の知らないこともよく知っているしよく勉強している。

長時間の手術後は身体があちこち痛いが、気分がとてもいい。
これからも楽しみだ。
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2018年01月28日

ああ、楽しかった!

先週末に初体験した完全英語でのレクチャー。
あまりに不安で、事前に配布された資料を全部PDF化して予習した。
今回、グーグル先生大助かり、いい時代になったもんだと思う。

苦手意識しかない英語だったけれど、実際自分の興味の分野が決まって勉強していくと、一つ一つの単語が日本語よりも英語の方がダイレクトで単純なことに気づく。
日本語で専門的な単語になってくると漢字ばかりで、今度は漢文読んでる気になってくる。

英語は漢字じゃないから意味を考えなくてもいいし、ごちゃごちゃしてないから見た目もスッキリ。
いろんな人種が集まるアメリカで、誰もが使える単純な言語として英語が選択されてるわけだからきっと自分にも使いこなせるハズ。
そのはず、と信じてとにかく2年間頑張る!

前回の感想は、とにかく楽しかった!
英語も勉強できて、獣医の知識も整理できて一石二鳥だと思う。
さあ楽しんで、目一杯がんばろう!
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2018年01月24日

英語で学ぶということ

英語は母国語ではないのでもちろん不得意である。
中学、高校も英語は大の苦手だった。
しかし大学院の時に英語論文をどうしても読まねばならず、読んでいるとだんだんといつも関係してる単語は覚えてきて、なんとなく言っていることが分かるようになってきた。

昨年国際学会(といっても韓国の先生方と日本の先生方が集まって英語で発表する会だが)でいつもやっている腹腔鏡手術の話をした。
いつもやっていることなのでなんとなく単語も慣れているし、分かる単語しか使わなかったので何度か練習して本番に臨んだら、なんと優秀賞をもらってしまった。
先生の英語流石ですね〜と言われて照れたが正直嬉しかった。

日本語と違って英語はダイレクトな言語だと思うので、単語や物事を学ぶときもストレートに理解できる気がする。
慣れればこんな自分でも専門的なことならなんとか話もできそうな気がしている。

最近すごくポジティブになぜかなってきて、その気になったらなんでもできそうな気がしてきた。
この感じは中学以来かな、と思う。
息子が中3で今年高校受験だが、最近は人が変わったように机に向かうようになった。
人は、スイッチが入ったら案外どんなことでも出来ると思う。

今年と来年、英語漬けの日々を送る予定でいる。
獣医外科を英語で直接学ぶコースに入ることにした。
すごく大変そうだが、しっかり取り組めばなんとかなるだろう。
自分のやりたいことをやれる幸せを感じる。
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2018年01月21日

あけましておめでとうございます!

遅くなってしまいましたが、まずは新年のご挨拶から。
あけましておめでとうございます!そして、本年もどうぞよろしくお願いします。
昨年も良い年でしたが、今年もさらに良い年にしたいと思います。

最近は心理学の勉強の効果もあってか非常に心が軽く、いろいろなことが楽しく感じられます。
今年は51歳になりますし、病院も開院20年を迎える節目の年です。
ただ、節目といっても特別に何か変わるわけでもありません。
今まで通りじっくりと着実に、どっしり腰を落として、地に足をつけて進んで参ります。

年初に恒例の猿田彦神社と伊勢神宮にお参りに行って来ました。
神頼みというわけではないですが、こういったお参りをすることで実に様々な事にお礼の気持ちが湧いて来ます。
襟を正して、周りの皆様に感謝して過ごさせて頂きます!

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2017年11月25日

若いということ

最近高齢の子の手術をする機会が多いが、飼い主さんは相当悩まれる。
もう高齢だし…
今はまだごはんも食べてるし…
もう少し悪くなるようだったら手術しようかしら…

たぶん自分でも同じ状況になったらすごく悩むだろうと思う。
だからそのお気持ちはすごく分かる。

そんな時に、ある本にこんな事が書いてあった。
「今が一番若い」
獣医の本でもない、手術の本でもない、普通の本。
私のよく読む自己啓発系の本(笑)

明日になれば「1日」年をとる。
一週間後には「一週間」年をとる。
だから、今、この時が一番若い。だから今を大事に生きよう。

そう言われて初めてわかるが、当の本人はそんな事はあまり考えない。
時間はどんどん流れているが、ついつい繋がっている一本の道に考えてしまう。
だから「まあ、そのうちに」という事でどんどんタイミングを逃してしまう。
本当は時間は一瞬一瞬であって繋がっていない。
今、この時はその一瞬しかない。

これを読んだ時に、ああ、これは手術も同じだなあと思った。
高齢になると手術のリスクが上がるから「もう少し様子を見ようかしら」という考えになる。
たぶんこれは100人いたら100人がそう思うのではないか。
自分でもそう思うし、今でもそう思う。

でも、そういった時間の概念を考えると今が一番若いわけだから、当然今がいちばん手術リスクが少なくなる。
手術リスクがいちばん低いときに手術をする方が、当たり前だが結果もいちばん良くなるだろう。
そう考えると、あまり考えすぎてチャンスを先送りするのは良くない事だな、と考えるようになった。

心情的な問題があるので「はいそうですか」と割り切れるものではないが、時にはそういった考えも大切だと思う。
特に客観的に手術リスクを考えるときにはこういった考え方が大切だと思う。
獣医師として手術をするタイミングはなるべく「若いとき」がいいと思う。
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2017年11月05日

ずっと勉強!

なんだかんだで3ヶ月もブログ更新が空いてしまいました。
前回が7月28日だったので、ずいぶんサボってしまいました。すみません。
また、少しずつ再開してまいります。

思えばこの3ヶ月間、非常にたくさんの出来事がありました。
あまりにたくさんありすぎて、ひとつひとつの事柄を書き出すと何十ページにもなりそうですが、本当にいろんなことがありました。
毎日の診療も非常に忙しかったです。
難しい手術もたくさんありました。
救えた子もたくさんいましたが、残念ながら救えなかった子もいました。
思い出すと今でも胸が締め付けられる思いです。
キリキリと胃が痛みます。

こうしている今も入院して頑張っている子たちがいます。
明日からもまたたくさんの手術が待っています。
もっともっと頑張らないといけないですね。

尊敬してるある先生のブログにこんな言葉が書かれていました。
「知識は力(ちから) 命を救う」
私たちが知らないというだけで救えない命があります。
私たちが知っていることで救える命があります。
もっともっと、自分の可能性を信じて多くのことを学ばなければなりません。
毎日勉強、死ぬまで勉強です。
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2017年07月28日

再び、外科実習!

先日、久しぶりに岐阜大学で外科の講義と実習を行ってきた。
授業は獣医学部の4年生対象なので、内容はごく基本的な事柄である。
私も大学時代、興味のある授業は目を輝かせて聞いていたが、そうでない授業はたいてい一番後ろで寝てた。
なので、自分の授業でも寝る学生が続出しないようにそれなりに気を使う。
ただ私が喋ってるだけでは寝てしまうので、学生同士でディスカッションさせたり話させたり、あるいは黒板に意見を書かせたりしながらの授業を行った。

授業の前に外科の教授と最近の学生の実習状況について聞く。
すると衝撃的なことが分かった。
外科実習で実際に手術を行うのは交代でやっても5〜6人だけで、残りの学生は見てるだけだという。
いろいろ社会情勢が変わって全員が手術実習をすることができないのだという。
この傾向はどこの大学でも似たようなものらしい。
すると国家試験に受かって免許を取った新卒獣医師のじつに8割が、一度も自分で手術をしたがないということになる!
国に認められた免許皆伝の獣医なのに、縫ったことがあるのはぬいぐるみだけ。
生身の体はお腹を切ったこともない、そんな獣医が世の中に出てくるわけだ。

岐阜大学は学年に大体30名くらいの学生がいるが、その中で小動物臨床に進みたいと思っているのはわずかに数名だけ。
あとは企業とか公務員になりたいという学生がほとんどだった。
医学部ではそのほとんどが臨床医になるのを目標にしている。
獣医学部でも同じだと思っていたので、この現実は非常にショッキングだった!
外科や内科を学んでいる目的、それは国家試験に合格するためのもの。
実際に手術や投薬をして患者を治すわけではない。
それなのに形式ばかりの授業や実習を受け、将来患者を助ける予定にない者たちが大切な献体で手術実習を行うこの現実。
全く意味がわからない。はっきりいって無茶苦茶である。

アメリカの獣医科大学は4年制の一般大学を卒業してから入学する大学院大学であり、入ってくる学生は全員臨床をするために入ってくるので日本のこういった中途半端な現状にはならない。
実習に供される動物たちは真剣に一人前の臨床獣医になろうとする卵のために供され、一つの命が何百何千という命を救うために役立つ。
外科実習で実際に手術を行ったという学生に聞いてみたが、彼女は小動物臨床には興味がないということであった。
なぜこういうことが起きてしまうのだろうか?不思議でならない。
こういうことを言うとまた怒られそうだが、人には多様性があるから何に興味を持つかは自由だが、大学というところは専門的な事柄を学ぶところなので公務員になりたいのであれば公務員に必要なスキルを学んだ方がいいのではないかと思う。

私は幸いにも学生の時にとても多くの手術をやらせていただいた。
そういう時代でもあったのだが、多くの献体や臓器で手術練習をすることができた。
切開、剥離、結紮、縫合という外科の基本を毎日のように練習した。
そして外科に興味を持ち、今でもその気持ちは変わることなく続いている。

おそらく医学部の学生は獣医学部の学生よりも多くの実習をおこなっているはずである。
ぬいぐるみしか縫ったことがないような医者ではどうにもならないから、大学がきちんとそうした教育はしていると思う。
でも獣医学部では悲しいかなこれが現実だ。
見てるだけで興味などわくはずがない。
立派な獣医になって多くの動物たちを救おうと思わないだろう。
ちょっと悲しくなってきた。

数少ない小動物臨床の希望者は思い思いに動物病院に就職し、それから先輩に見よう見まねで手術を教えてもらうことになる。
おっかなびっくり、やり方だけ教わったら後は実地訓練。
患者さんのお腹で練習し、数少ない成功体験を糧に臨床獣医の道を進んで行くことになる。
だから、手術とか臨床をしっかり「教えて」くれるところにみんな就職したがる。
そしてある程度できるようになったら、もう少し専門性の高いところ、あるいは給料がいいとか働きやすいとかいうところに所属を移していく。
今回こういった事実がわかったので、あることを考えた。
うちにもほとんど経験のない新卒の獣医師たちが入ってくるので、大学で教えられないのなら自前で教えていこうと思う。
ウェットラボならなんとかできると思うので、胆嚢付肝臓や腸管付胃を購入し、志の高い若い連中に私がこれまでに学んだ多くの技術を教えていきたいと思う。
公務員がダメと言っているわけではないが、数少ない手術の実習チャンスなら臨床を目指す学生が優先的に経験した方が動物たちのためになると思うのだが…
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2017年07月07日

夜間救急!

今朝も午前4時過ぎに急患の電話があり対応した。
最近は夜中12時過ぎの夜間救急の電話はかなり少なくなったが、それでもたまに対応しなければならない時がある。

先日も大学で若い先生方と話をしていたとき、夜間救急の話題になった。
その先生の病院では週に一度、夜間の当直があるとのこと。
何もなければ深夜12時と午前3時、6時の入院患者の見回りがあるだけで寝ていられるが、急患がある時は寝れない時もあるという。
一人での当直ではなく、看護師さんも一名当直されるということで大変な職場だなあと思うと同時に、そういった夜勤の仕事を中止しようという声が出たことはない、と聞いて凄いなあと感心した。
むしろ救急の現場では自分が鍛えられるからやりがいがあると聞き、自分の学生時代のことを思いだした。

日獣大の研究室時代は毎日朝から夜中まで無我夢中でやっていた。
実験、研究、診療補助、手術補助、入院看護などなど。
数え始めればきりがないほど働いて?いた。
いや、働くという感覚はなく研究室の仕事に没頭していた。

とても大変だったがその時の経験が今の私を支えていると断言できる。
夜間救急はとても大変だが、患者さんも喜んでくれ、自分の腕も上がるし経験も増える。
やりがいを感じることのできる素晴らしい仕事だと思う。
でも、やっぱり体は結構辛い…(笑)
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2017年06月29日

腹をすかせた群衆

先日、ふとしたきっかけから「腹をすかせた群衆」の話を聞いた。ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、ゲイリー・ハルバートという方がマーケティングの話をされた中で出てきた例え話である。提供する側が「これだけいいものだから売れるだろう」と思っていても、購入する側が「欲しい!」と思わなければ物は売れない。この話を聞いた時、私たちの仕事にもすごく当てはまるなと思った。どんなに自分がすごいと思っていても、それを欲してくれる人がいなければ単なる独りよがりになってしまう。

医療の世界なので物を売るわけではないが、医療者側が勝手に思い込んでて患者さんの気持ちをあまり考えていないことは意外にある。いや、たぶん凄くある、と思う。提供側と受ける側で大きなギャップがあればうまくいかないのは道理。

「検査をする」ということを例に取った場合、たくさん勉強してるひとは「検査しなくてもわかるよ」と言う。それだけ自信があるということだが、これは医療者側の目線で、患者さんからしたら「わかる」「わからない」よりも「確実に大丈夫」ということのほうが大事ではないか?どんなにそうだろうと思ってても100%完璧な人間はいない。大丈夫と思っててもそうでないこともまれにある。患者さんは信じて任せているのだから、どんなに自信があっても時々は確認の意味で第二、第三のチェックをしておいた方がいいと思う。

私が肺がんの疑いで病院にかかった時、不安で不安で仕方なかった。これからどうなるのか?どうやって検査するのか?どうやって治療するのか?痛いのか?死んじゃうのか?いろいろな「?」が頭の中でぐるぐる回っていた。知りたいのは「たぶんこうだろう」じゃなくて「まず、間違いない」という確信だった。

任せてもらっていたのに見落としてて(気がつかなくて)大変なことになってた。昔、患者さんに勤務医のKくんが凄く怒られたことがある。私も院長として随分怒られた。どうして気がつかなかったのか?なぜ見落としたのか?Kくんは一生懸命やっていたが、いろいろ事情があって検査項目を絞って最小限でやっていた。うまくいってる時はいいのだが、そうでない時もたまにある。その時にいかに早く気付けるか?ここがおおきなポイントだと思う。たまには見落としたり、忙しくて疲れててそこまで頭が回らなかったり、あるいは知らなかった、ということもきっとある。必要でない検査はもちろんするべきじゃないが、もっと怖がって「確実」に「安全」に「間違いない」という安心が欲しいと思う。
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2017年06月22日

麻酔外科!

先週末、大宮で行われた獣医麻酔外科学会に参加してきました。
今回、この学会参加の一番の目的は、四谷メディカルキューブの笠間先生のお話し「人医療の内視鏡外科医に学ぶ」を聞くことでした!

笠間先生は肥満外科では非常に著名な先生です。
私がまだ内視鏡手術を始めた頃、研究会で直接いろいろなことを教えていただきました。
縫合と結紮は糸で縫ったり結んだりする技術ですが、笠間先生は「一球入魂」ならぬ「一針入魂」の気持ちで一針一針縫っているのだそうです。
動物の内視鏡外科では腸管や胃を切ったり縫合したりする術式がまだほとんどないので一針一針というわけにはいきませんが、それでもその想いには共感するものがあります。

そういえば前回ご紹介したGayet先生も「とにかく慌てず」「丁寧」に「安全」に「確実」に手術を行うことを信条とされておられました。笠間先生にも通ずるところがあり、ぜひ真似しなければならない姿勢だと思います。

内視鏡外科はお腹の中で手術をするので、トラブルがあった時の対応が開腹手術に比べ難しいのが欠点です。
そのかわりとてもよく患部が見えますから、血管の一本一本、神経の一本一本を丁寧に見極めることができます。
顕微鏡でおこなう手術に非常に似ていて、顕微鏡手術も膜を一枚一枚丁寧に剥がしながら手術をしていきます。
だから、縫ったところから出血するということは基本的にありません。
組織の張り具合や緊張を確かめながら縫っていきます。
このように丁寧に手術をすることで出血してから止血するのではなく、出血そのものをしないように心がけます。

また、内視鏡手術ではよく「見えないものが見える」と表現されます。
どういうことかというと、肉眼ではそこまで認識してなくてうっかり切開してる膜一枚もちゃんと見えるという意味です。
見えるということは、膜一枚を残して切開する、あるいは膜一枚深いところを剥離していく、という繊細なことが可能になります。
このことは細い血管を残して切るべき組織を切ることが可能になりますから、当然出血が少なくなり、その結果組織のダメージも少なく、回復が早くなる、手術が安全になるということです。

笠間先生の手術は超肥満の患者さんの胃を部分的に切除し、腸管を切ってから再接続させます。
これを開腹でやったら間違いなく今よりも成績が悪くなる、すなわち手術後の経過が悪くなるとおっしゃっていました。
腹腔鏡手術は単に傷が小さくて痛みが少ないだけではなく、安全性も高いということなのです。

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2017年06月11日

国際学会に参加!

昨日まで3日間ほどお休みを頂き、横浜で開かれた「日本肝胆膵外科学会」に参加してきました。
例のごとく獣医師の学会ではなく医師の学会であったので、何千人というたくさんのお医者さんに混じって(おそらく獣医師は私だけ…)ちょっと心細かったですがとても刺激を受けてきました。
私が専門にしている腹腔鏡外科、特に胆嚢や肝臓の外科は獣医師の世界ではまだまだ非常に遅れていて(日本でも海外でも)、医師のレベルからするとうん十年の開きを感じます。
悔しいですが、我々獣医師の世界で論議されるのは腹腔鏡手術をやりました、成功しました、というレベルです。
一方、医師のレベルは当たり前ですが世界中でものすごく研究や臨床がされていて、非常に細かく、またたいへん高いレベルの話をしています。
同じ手術をするのにも日進月歩。どうしたら安全性を引き上げることができるのか、どう考えたら出血量を少なくすることができるのか、そんな話を毎日毎日朝から晩までずっと食事をしながらでも議論していました。
私は動物の手術においても決して引けを取ることなく、同レベルのクオリティの高い手術をしたいと思っているので、こうして様々な学会にお邪魔して勉強させていただいています。
明日、すぐにできるというわけではないですが、常に上を目指して頑張りたいです。

今回も非常に刺激を受け、また知らなかったこともたくさん学んで帰ってきました。
たった一つでも知らないことが明確になり、その対処法や考え方を学ぶことが明日につながると思います。こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、動物や人も同じ哺乳類。器官の構造や発生過程はほぼ同じと考えられるので、人の医学から応用できることは山ほどあります。
ペットも同じ家族だから人と同じように治してあげたい、同じレベルを目指してあげたいです。

そんな中で今回お話ししたいなと思ったのは、学会会場でどの位置に座るか、座席を確保するか、ということです。
単純なことですが、会場でどの位置に座るかということは非常に大切だと今回痛感しました。

例えば学会とか研究会とか参加した時、今までであれば私は後ろの方か、真ん中あたりに座っていました。
理由はやっぱり恥ずかしいから…。
多分みんな同じでしょうけど、だいたい後ろの方から埋まってきて前の方が空いてる、というのはよく見かける光景です。ところが今回、ある会場に入ったら人が一杯で立ち見が出ているほどでした。
仕方なく前の方に移動して空席を探しましたがあいにく最前列しか空いていません。そこでちょっと図々しいかなと思いましたが誰も知り合いも居ませんからまあいいやと、その最前列の一番端に座りました。
ほどなくしてそのセッションが始まりました。今回の学会は「アジア太平洋肝胆膵学会」という国際学会も兼ねていたので海外のお医者さんたちもたくさん出席されていました。もちろんスピーカーの先生方も大勢海外から来日されていました。
私の目の前の座長席には長身のフランス人が。その方こそかの有名なDr. Brice Gayetでした。後から知ったのですが非常に著名な方で、世界最高峰の技術をもつ先生だとのこと。すこし高齢の先生ですが、まだ最前線で活躍されているということで日本人ドクターが何人も弟子入りされており、また何度も来日されていらっしゃるとわかりました。
私のほんの1〜2mのところでGayet教授が非常に優しい笑顔で弟子の先生方に話しかけられ、その息吹も感じるほどの近距離でそのオーラや空気感に包まれました。教授は「とにかく安全に。ゆっくり、できるだけゆっくりと。ビデオは決して早回しにしないこと。」と仰られ、発表の時々でメモを取っていました。どの箇所でメモを取っているのか、何がポイントなのか、そんなことを目の前にいる私はつぶさに観察することができて非常にラッキーでした。こんなこといつも座っている後ろの席ではとても体験できないことでした。肝胆膵外科を専門にされている医師の先生でもなかなか体験できないことではないかと…。アイドルを目の前に興奮している感覚でした(笑)。

学会にしても研究会にしてもとにかく講師の目の前、吐息がわかるほどの席に陣取ること。これは初学者のような一獣医師にとってはとてつもない大きな発見でした。
多分これからは私は一番前の一番いいところに陣取って話を聞くようになるでしょう。これだけでも今回の学会参加には意味があったと思いました。本当にためになりました!

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2017年05月22日

失敗は成功の素!

どういう獣医師になりたいですか?
どういう看護師になりたいですか?
面接の時にこう尋ねることが多いが、具体的にこう、という返事をしてくれることはそれほど多くない。
だいたい漠然と「こんな感じ」と答えてくれる。

自分の時はどうだったか?と思い出すが、やっぱりそれほどしっかり考えてなかった気がする。
自分のことを棚に上げて人のことは言えないが、いざ面接をする側になるとそれなりの答えが出てくるといいなあ、と思う。
とは言っても嘘をつくわけにはいけないので、どう考えたらいいか考えてみた。

今日、看護師のIさんと話をしてて、彼女の面接の時に私がいいことを言ったらしい。
らしい、というのはその時どんな話をしたのか残念ながら覚えてないので、申し訳ないが彼女から聞いた話になる。

その時私が話したのは、自分が患者さんだったらどんな看護師さんに看護してもらいたいか。
獣医さんだったら、患者だった時にどんな獣医さんに診てもらいたいか。
そう考えると具体的な人物像が浮かんでくるのではないだろうか。

うまくできるか、やっていけるか自信がないかもしれないけど、ちょっとでもそんな理想に近づこうと思ったらまず一歩踏み出すことが大切かな。
失敗は必ずするものだし、失敗したほうがいいんだよ。
そう考えたら、失敗したらどうしよう…って考え出てこないよね。
失敗するのが当たり前だったら、とりあえず頑張ってやってみて失敗してまた成長していこう。
失敗しても怒られないから大丈夫。
そんな感じでやっていけばどんどん成長できるよ。

何かで読んだんだけど、日本人は心配性の人が世界で一番多い国民性なんだそう。
おおらかで楽観的な国民性ではないらしいので、ほとんどの人が心配して「失敗したら、うまくいかなかったらどうしよう」と考えるみたい。
だからみんな一緒だから気にせずどんどん失敗にチャレンジしていこう!
成功するまで絶対に諦めない、辞めない気持ちがあれば必ずうまくいくからね。
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2017年05月20日

信じることに勇気をふりしぼる!

今日読んだ本にこう書いてあった。

「信じることは勇気のいることだ」

信じても不安が残る。
信じようと思っても、もしものことがあったらどうしよう、と思う。
そもそも、信じていいのか。
信じる対象は自分、従業員、家族、友人などなど、いろいろある…
だから、信じるためには思い切って勇気を出さないといけない。

やせ我慢の勇気でもいいから、振り絞って信じてみよう。
思うようにはならないと思うよ。
がっかりするだろうね、たぶん。
あーあ、信じるんじゃなかったって思うかもね。

でも、こうも思っています。
信じなくちゃ、永遠に疑わなくちゃいけない。
ずーっとそこに気を使わなくちゃいけない。
そろそろ、そういったことも手放していかないとね…
いつまでもいつまでも、永遠というのはあり得ないしね。

もうそろそろいいんじゃない?
いいかげん失敗してみようよ。
失敗することが大事なんだよ。
posted by もとき at 01:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年05月16日

失敗したって構わない!

3月ごろから、とにかくむちゃくちゃ忙しくてこのブログも更新できないでいる。
気がつけばもう5月で、本当に時の経つのは早い。
こうしてブログをサボっている間にも実にいろいろな出来事があった。
そのそれぞれが、とても印象深いものであるが、このブログの読者に是非お話ししたいと思っていても体を休めることを優先するとついつい後回しになってしまっている。

心理学の学びは新しいステージに進み、先日も「完璧主義」について考えてきた。
実は私もご多分にもれず完璧主義である。
こういった仕事をしていると、職人としてどうしても完璧を求めてしまう。
それはそれでいい傾向だと思うが、生活がすべて完璧主義では成り立たない。
私生活は決して完璧主義ではないが、もっともっといろいろなことを緩めることを考えようと思う。

以前、この心理学で「失敗をする権利」というのを学んだ。
人は皆、失敗をしないように過ごしてると思うが、失敗は悪いものではないという。
失敗することは成功の前段階で、失敗しなければ学びも少ない。
子供や部下が失敗する権利を奪ってはいけない。
レールを敷いて、失敗しないように、手取り足取りいろいろなことを心配しても決してそれは本人のためにならない。

失敗してもいいのだ。
大切なのは、そのリカバリーである。
そこに人として大切な心や思いがある。
リカバリーを評価され、よくやってくれた、よく頑張ったといえる。
そう思うようになったら随分肩が軽くなった。

失敗してもいい。上手くやろう、失敗しないようにしようなんて考えなくていい。
萎縮せず、力一杯思うようにやればいい。
失敗するからこそ次に続けることができる。
それを乗り越える行動ができるようになる。
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2017年04月20日

腹腔鏡手術のススメ

当院では避妊手術など腹腔鏡手術で行っていますが、まだまだ一般の飼い主さんたちの認知度が低いと感じます。
手術説明の時に開腹(お腹を大きく切る今までの方法)と腹腔鏡の話をしますが、ほとんどの方はご存知ありません。
腹腔鏡手術は人では、特に胆のう摘出では9割がた腹腔鏡で行われます。
なので「腹腔鏡」というコトバを聞いた方は大勢いらっしゃると思うのですが、それが動物でもできるということをご存知ない方がほとんどだと思います。
あるいは、動物に手術を受けさせるということが非日常的なので、じゃあ手術方法をどうするというところまで考えが及んでないのかもしれません。

腹腔鏡をやってる側からしたらとてもいい手術だと思うので、ぜひ多くの動物たちが手術を受ける時にこの方法が選択されるといいなと思っています。
どちらかというと開腹か腹腔鏡か、という選択ではなく、割と軽度な状態だったり正常な状態で手術を受ける場合は腹腔鏡、ちょっと重症になってきたら開腹という考え方だと思います。

手術の師匠であるH先生から聞いた話が印象に残っています。
例えばがん患者さんがいて、初期、中期、後期、末期と4段階に分けた時に真ん中の2段階は誰が手術しても上手くいく時は上手く行くし、転移を起こしてしまう場合は転移してしまう。
しかし、初期の場合は誰がやってもどんな方法でもほとんどの場合が結果は良好である。ならば、できるだけ患者さんに負担の少ない手術でやってあげれた方がいいのではないか。だから私は初期の患者さんには腹腔鏡でやることにした。

開腹か腹腔鏡かどっちだ、ではなくて、この場合は腹腔鏡、この場合は開腹が適している、という考え方が適切なんどろうと思います。
こんなことを一般の方にも広く知っていただけたらと思っています。
posted by もとき at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記