2016年08月30日

思い違い!

先日、福島文二郎さんのお話を聞く機会があった。
福島さんは長らくオリエンタルランドで働いていらして、ディズニーの教育メソッドにお詳しい。
その中で、目から鱗のお話があった。

ホスピタリティとは?
ホスピスとかホテルと語源を同じにする言葉で、「巡礼者を保護する」というところからきている。
これは以前から知っていた。

現在では「おもてなし」とか「思いやり」とか訳されるが、私はお客様に対するものばかりだと思い込んでいた。
お客様をもてなす。
お客様を思いやる。
医療はホスピタリティが大切である。
患者様を思いやる、患者様に対するホスピタリティが大切である。

ずっと、患者様のことばかり考えていた。

ところが、福島さんの話の初めに出てきたのが
「ホスピタリティとは相手に対する主体的な思いやりである」
「お客様だけでなく、人との関係において大切なもの」
という文章だった。

したがって、ホスピタリティとは学校や家庭でも発揮すべきもの。
職場でも、職員どうしのホスピタリティが発揮されるべき。
思いやりが大切!

ああ、何ということか!
今気づいた!
ホスピタリティを大切にした病院を目指していたけれど、お客様の方は向いていたけれど、スタッフに対するホスピタリティとは全く気づかなかった!

スタッフは想いを同じくする病院の仲間だから、厳しく、叱って、怒って、患者様のことを考えよ!ホスピタリティあふれる病院にしよう!とずっと言ってきた。
でも、全く勘違いだったことにやっと気づいた!
なぜ、いままで気づかなかったのか?

人との関係において大切なもの。
相手に対する思いやり、それが私の「ホスピタリティ」だった。
そういえば、リッツカールトンのクレドにも書いてある。
私たちが紳士、淑女である。
それは、思いやりをもった大人として、お客様にも、スタッフ同僚にも、家族にも、すべての関わる人に対する「心」という意味なんだな。

自分がつくづく幼稚に思えてきた。
でも、気付けて良かった。
関わるすべての人に「思いやり」を持って「ホスピタリティ」をもって接しよう!
ほんと、チーン!な私です(涙)

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この本にも助けられた!
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2016年08月23日

元気がでるね!

家族で沖縄に行ってきた。
子供の夏休みに合わせていくので料金がとにかく高い。
そして、どこに行っても混んでいる (^^;)

沖縄は大好きなところ。
海は綺麗で、潜ってても明るくキラキラしてる。
日差しが強いから色のコントラストがすごい!
サンゴと熱帯魚と光が眩しくて、綺麗で、時間を忘れる…

沖縄の食べ物も大好き!
泡盛もいいし、沖縄民謡も好き!
グルクンの唐揚げ、あぐー豚のせいろ蒸し、沖縄そば、ラフテー、ゴーヤ、ソーキ、ミミガーなどなどなどなど
思い出すとよだれが出てくる。
豆腐ようやもずくの唐揚げもいいね〜

家族で出かけるのはいい!
まだ子供が小さいというのもあるけど、とてもかわいい。
家族団らんというけれど、とても幸せを感じる。
そんなイメージでない、とよく言われるけれど、実は私はファミリーパパなんです (^^)!

帰りに、国際通りで広島の友達先生に教えて貰ったシーサーの店に寄ってきた。
ここはすごいね…
外観を見て絶句…

中に入って作品を見せてもらった。
みんな、生き生きしてる。
力強い!

これがいい!
気に入った作品を買ってきた。
見るたびに沖縄を思い出して、元気が出そう!

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2016年08月17日

地道な努力!

先日、日大の軟部外科勉強会で腹腔鏡手術の話をしてきた。
今年から日大外科の浅野先生のところで研究員として勉強させていただいているが、その関係で依頼を受け、せっかくの機会なので喜んで引き受けた。
わざわざ浅野先生からお話を頂いたのも嬉しい。

幸いスライドは岐阜大の講義で使ったものや名古屋市獣医師会で使ったものがあるので、そこに最近の知見や手術方法を盛り込んだものを用意した。
岐阜大の講義では毎年バージョンアップしているので、講演も少しは自信がついてきた。
約1時間の話であったが、その後にはいくつか質問も出たし、興味深く聞いていただけたと思う。

そこで感じたのは、まだ腹腔鏡をやっていない多くの先生が腹腔鏡に興味をもっているということ。
導入したいと思っているが、実際にどうやって技術を学んだらよいか分からないでいるようだった。

私の場合は幸いなことに多くの学びの場に恵まれた。
獣医内視鏡外科研究会や人医学での学会出席、海外での講習も受けてきた。
九州大学や企業主催の実習にも多く参加してきた。

そんななかで、ここまでこれたのは同い年の友人たちが多く内視鏡外科をやっていたためだと思う。
途中で少しモチベーションが落ちても、どんどん進んでいく友人を見ていると負けてはいられない、とまた奮起してやってきた。
それは今でも変わらず、友人がフェイスブックなどで頑張っている姿を見ては、よし自分も、と刺激される。

そんな状況を少しでも今からやろうとしている人たちに還元しようと、愛知や岐阜の先生たちと腹腔鏡の勉強会を立ち上げた。
まだ腹腔鏡を導入していない先生から、日常的に腹腔鏡手術を行っているがもっともっとアドバンスな手術を行いたいという先生たち数名と定期的に勉強している。

こういった勉強会はとにかく地道にコツコツと続けいていくことが非常に大切だと思っている。
派手なように見える技術の裏には毎日コツコツとした修練の積み重ねがあると友人に教えられたので、私も
彼に習って少しずつ一歩一歩前に進んでいきたいと思っている。

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2016年08月14日

芸術!

昨日、実家で親戚の集まりがあり、私も久しぶりに仏壇にお参りをしてきた。
昔は従兄弟達と花火をやったり、遅くまで飲んだりしたけれど、最近はみんな50を過ぎて食事に行くだけになった。

その食事会の中で、ある従兄弟の娘さんが東京の有名芸術系大学の陶芸科に通っているという話になった。
陶芸家になるには先生と呼ばれる人に弟子入りし、何年もかけて修行する、というイメージがあったのでちょっと意外だった。
だから陶芸科を出たら、果たしてどのような就職口があるのか頭に浮かばなかった。

ちょっと酔っていた私は、「それならペットの食器をオーダーメイドで一つづつ手作りで作ったら面白いんじゃない?写真を入れるとか、その子のイメージに合った色とか、形とか。耳の長い犬には耳が汚れないような形を工夫したり、首の痛い子には足を高くして首をかがめなくても楽にご飯が食べれるようにしたり…」

自分でも「これは素晴らしい閃きだ!」と思ったが、当の本人は半信半疑。
ネットでも調べたけど、出来合いの食器に名前を入れたり、イラストを入れたりするサービスはあるけど、形からデザインしてくれるところなんか無いからね〜
これ、絶対売れます (^^)!

そうだ、りんごのHPで販売しよう!
皆さん是非ご購入くださいね!
値段はいくらくらいがいいかな〜

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かっこいいね、オーストラリア! こんな感性欲しい!
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2016年08月12日

夢と希望!

りんごの樹動物病院のミッションは「究極の一次診療」を提供すること。
でも、一次診療という言葉があまり一般的でないらしく、よく分からないと言われる。

で、最近気に入ってるのが「かかりつけ病院」という言葉。
という事で、一次診療→かかりつけ病院としました。
「究極のかかりつけ病院」としてりんごの樹は今日も頑張っています (^ ^)!


さて、最近思う事…
先日も実習に来てた学生の子や、見学に来てた友人の先生と話してて強く感じた事。
ちょっと前に来た学生も同じような感じで話していた。
それは、将来に対する不安。

日本の景気は悪い。
世界的な景気もイマイチ。
日本の人口もしりすぼみ。
ペットの飼育数は減る一方。

結果、開業してもリスクが高い。
大きな借金背負ってやっていけるか不安。
開業に良い場所もすでに無い。
そもそも忙しい臨床の現場でついていけるか自信がないし。

だから、保険として公務員や大動物、企業なんかも一応考えているんです。
働いてしまうともう見学に行けないから、就職するつもりはないけれど公務員や共済にも見学に行きました。
いろんな病院を見てみたいから、もう10件以上回っています。
実は内定もらってるんですが、一応他も見ておこうと思って…

う〜ん…
気持ちはわからないでもないけど…
若い人から希望とか夢とか出ないのはどうなんだろう、と思ってしまう。

時代が違うかもしれないけど、僕の時はわき目もふらず小動物一本だった。
臨床しか頭になかったし、楽しくて仕方なかった。
楽しすぎて大学院にも行かせてもらったが、はじめから開業するつもりだった。
他の職種見てみようとか、見たいとか全く考えもしなかった。

それが良いとか、悪いとかではない。
でも、あまりにも疑心暗鬼になりすぎではないか?

学生を卒業して働くという事はそれを一生続ける事。
途中で職種が変わる事はあるかもしれないけれど、初めから変わること前提で職業を決める人はいないだろう。
一生続ける仕事がおもしろくなかったら、どんなに寂しいだろう。

仕事が楽しいと思えるような人はほんの一握り。
そういった意見もあるようだが、本当にそうだろうか?
多くを求めすぎていないか?
多くを守りすぎていないか?

少し前にスナフキンの話をしたが、ミニマリストであれば何も守る必要はない。
何も気にする必要はない。
世に溢れる情報に洗脳されていないか?

こうならなくちゃいけない、ああならなくちゃいけない、本当だろうか?
いろいろな可能性があって良いと思うし、それを信じる希望やワクワク感が感じられないのは寂しい。
いろんなところに行って、いろんな体験をして、目のキラキラした人たちに会っていると、僕自信なんでもできる希望の塊のように思ってるから、獣医さんにこれからなる若い人もキラキラしてて欲しいと思う。

夢や希望を語って欲しいなあ。
これからいろんな夢をみて欲しいなあ。
世界にどんどん飛び出して行って欲しいなあ。

勝ちとか負けとか関係なく、人生を目一杯楽しんで、仕事も目一杯楽しんで欲しい。

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今年の夏用に作ったうちわ!「究極のかかりつけ病院」の文字が…
500枚のうちわがもう無くなってしまいました。皆さんに喜んでいただけて嬉しい (^ ^)!
posted by もとき at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年08月05日

ウォンツとニーズ

すみません、その日は一杯なんです…
申し訳ありません、その日◯◯先生はお休みでして…
他の先生であれば空いてるんですが、聞いてみないと…
聞いてみる事はできるんですが…
混んでて、できないかもしれないんですが…

先日、うちの看護師がこんな電話対応をしていた。
聞くと、なるべくお客様に正しい情報をお伝えしようと、こういった対応になってしまっているようである。
何か言い訳ばかりで、自分の(こちら側の)身を守るようにしか聞こえない。
お客様が何を望んでいるのか?
言い訳を望んでいるわけでは当然ない。

こんな話がある。

ある家電店にテレビ売り場担当のサービスマンがいた。
顧客に商品の事を聞かれ、そのサービスマンは一生懸命に新商品の機能説明をした。
こんな機能が付きました、あんな機能が付きました…
でも、そのお客様はその商品を買っていかなかった。

別のお客様に、今度は別のサービスマンが担当した。
同じように聞かれ、そのサービスマンは機能の説明は全くしなかった。
その代わり、新しい機能でお客様の抱える問題をどのように解決できるのかを説明した。
そのお客様は喜んでその商品を買っていった。

お客様は当院に対して、どのような問題の解決を求めていらっしゃるのか?
できる、できない、ではなく、どうしたらこのお客様の「困った」を解決できるのか?

わかりました、ではまず、◯◯先生が対応できるかすぐに確認してみますね!
連絡が取れなかったら、また折り返しこちらからご連絡差し上げます!

言い訳はいいから、まず動いて解決する方向に向かってみる。
そうすれば、次の一手が見えてくる。

そういった姿勢をお客様は望んでいらっしゃると思う。

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先日の加藤先生の結婚式、二人のテーブルには夏らしく向日葵が咲き誇っていた。元気な加藤先生らしい(笑)
posted by もとき at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年08月03日

岐阜大学にて

中部地区には獣医科大学が岐阜大にしかない。
名古屋大学くらいにあっても良さそうなものだが、岐阜にしかない。
だから、中部地区では岐阜大学が獣医学教育のメッカなのである。

そんな岐阜大学で「低侵襲手術」ということで授業と実習を行ってきた。
6年大学に行くうちの4年生なのでちょうど微妙なところである。

外科が全くわからない、というわけでもなく、一通りのことがしっかりわかっている、というわけでもない。
ちょっと齧(かじ)りかけだけど、これから面白くなるのか、つまらなくて嫌いになるのか、まさに分岐点である。

こんな学生の皆さんに話をするのはちょっと責任重大である。
私の話が面白ければひょっとしてこの子達は外科の道に進むかもしれないし、つまらなければ小動物獣医の道すら進まないかもしれない。
いまは公務員とか一般の会社とかも人気で、いわゆる開業獣医は先も保証されていないアウトローの職業のように思われているらしく、その道を選ぶのにはまあまあのリスクがあると噂されているようだ。

お昼に一緒にご飯を食べた学生も言っていたが、ほとんどの学生は臨床の道には進まないようだ。
これには全く残念!
こんなに面白くて、刺激的で、感謝されて、自分の成長が実感できる職業なんて無いのに(主観だが)!
一生懸命勉強して、それが患者さんのためにすぐにでも役に立てて、それでいてありがとうと感謝され、そのうえお金までも頂ける。

彼らの言い分は「もう開業するにしても場所がありません」…
いやいや、そんなことは全然ありません。
ちなみにりんごの樹は田んぼのど真ん中ですが…顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

仕事は楽しくなければいけない。
その仕事が好きで、やっているだけで幸せで、ああ面白いなあ、と思えなければ人生なんと虚しいことか。

楽天的な私はそんな感じでずっとやってきたが、これもバブルを経験しているからなのかもしれない。
いまの学生はバブル崩壊後の空白の何年を過ごしてきたから、なんとか負け組にならないように、平凡でもつまらなくてもいいから、まあまあのところでいければいいという風潮が強いのかな。

そういうのも一つの人生だと思うが、めちゃくちゃ一生懸命やって、倒れるまで一生懸命やって、死ぬほど頑張るのも、私にとっては面白い人生だと思えるのが不思議。
年を取ってきたのかもしれないけどね。
その場、その状況、を楽しめる、打ち込める、興味を持てる…
これは特技では無いと思うけど…
みんなその気になればできると思うんだけど…
違うのかしら?

何れにしても「低侵襲手術」の授業は概ね好評だったらしく「面白かったよ」という声が多くいただけた。
準備はまあまあ大変だったけど、これは嬉しかったですね。
いろいろなことが楽しめながらできると人生豊かに行けそうですね…にこにこ

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本当は実習やっているところを載せようと思ったんですが、顔が出ちゃうんで今いろいろ煩いから止めました。これは岐阜大学医学部の内視鏡トレーニングセンターのプレート。医学部の施設を借りて実習を行います。日本ではおそらく岐阜大学だけではないかな?ここまで本格的に実習するのは…
posted by もとき at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記